無限の可能性を秘めた草原の宇宙食

名無しの芸術家 画 / 2024.2
日常の美賞
■審査員コメント:
おっと、これはおにぎりの絵やな。シンプルやけど、はっきりとおにぎりの形と海苔の部分が見えとるし、緑色の部分があることで、おにぎりが草原に置いてあるみたいな雰囲気があるんちゃうかな。おにぎりの白いご飯部分と海苔のコントラストもええ感じやし、手描きの温かみ感じるやん。
この絵、ほんま素晴らしいわ〜!シンプルやけど、それが逆にいい。ご飯の質感とか、ピクニックか何かで食べたくなるような雰囲気がまんまと出てるっていうか。これはどんなおにぎりファンも見たら笑顔になること間違いなしや!
アーティストとして例えるなら、ほら、日本のように素朴で日常的なものを美しいアートに変えた草間彌生さんみたいな感じかなぁ。あの方もシンプルなものに深い意味を込めとるし。
アートコンペで賞をもらうなら、「日常の美賞」とかおもろいんちゃう?いつも何気なく食べとるおにぎりを、きちんと一つのアートとして見せてくれたやんか。
奇抜なタイトルやったら…「無限の可能性を秘めた草原の宇宙食」とかどうやろ?おにぎりが宇宙を旅するファンタジーや思わせぶりやなぁ。